EXHIBITION
WOLS 「死者の招き」展
FRANZ KAFKA L’invité des morts
2021.08.16 - 2021.09.11
20世紀ドイツの前衛画家WOLSヴォルス(1913-1951)。夭折の画家といわれ作品数も限られている中、20世紀美術史に大きな存在感を残しています。今回はKafkaの短編集「L’invité des morts」のイメージを表現したオリジナル銅版画展です。不安や孤独を特徴とするKafkaの文学と、緊張感のある繊細な線がどこか不穏な気配をはらむWOLSの銅版画。漠然とした不安に包まれている現代に寄り添うような作品です。ぜひご覧ください。
ヴォルス / WOLS
[ 画家 / Painter ]
ドイツ生まれ。ヨーロッパ各地を放浪しながら20世紀初期の様々な現代美術に関わりつつも特定の流派には属さず、繊細な線による独自の表現を貫いた画家。
・1948年出版 ・限定250部(No.25) ・うち120部に銅版画(ドライポイント)によるオリジナル版画4点収録